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旅には、いろいろな出来事やハプニングがある。
大きなトラブルはイヤだけど、ちょっとしたハプニングは旅を楽しくしてくれたり、素敵な思い出にもなる。
"そんな小さなハプニングを『ネコブル』と呼んでいる"と、ある女流作家の本で読んだことがあり、その可愛らしい言葉がすっかり気に入ってしまった♪
可愛くて構い過ぎた時に食らうねこパンチ!とイメージが重なる気がして。
今回の旅も、そんなネコブルいっぱいの楽しい旅でした。






<準備編 >


今年は私と妹、そして親友の息子君の3人旅だ。
親友の息子君とは、生まれた時から第2の母と呼ばれる程、仲良く一緒に過ごしている。
彼は、今年は野球のリトルリーグの合宿と日程が重なってしまったが、それをぶっちぎってのハワイ島入りとなったので、『野球少年』と呼ばせて頂くことにします。(笑)


準備と言っても、とらねこさんのように豊かな知識もないし、貧乏暇なしで時間も無い私はもっぱらツアーのお世話になっている。
しかも、妹のお休みがお盆を含む夏の一番高くて混む時期にしか取れないときてる。(号泣)

そこで、4月からのパンフレットが出る前に、いつもお願いしている旅行会社に駆け込み、
「毎年希望どおりに予約を取って頂いて、ホントに助かりますぅ。今年もぜぇ〜ったいによろしくお願いしますねっ!ねっ!!」
とニッコリ笑ってプレッシャーをかけて、おしまい。
その他、ネットでまさしさんの溶岩ツアーをお願いして、あけみさんに乗馬とフェアウインドのツアーの予約を取って頂きました。






荷物の準備をする中、モーハの掲示板で空港セキュリティがとっても厳しいと聞き、こまこまと小物を持参する私は、スーツケースを開けられて華々しく荷物をぶちまけてしまう自分の姿が鮮やかに頭に浮んだ。
それでなくても、私のスーツケースはダイビング用でガメラの甲羅のような形をしているので、何か入っているのではと思われるらしく、いつも麻薬犬がすっ飛んでくる。
ま・まずい…。




そこで、小物を全部包んでしまえる大きな風呂敷をハワイアンキルトで作ろう!と思い立った。う〜ん、我ながら良いアイディア〜。
生地を薄くするためにアップリケだけにして、モンステラの柄でチクチク。
やっと出来上がった〜!!と思ったら、やたら大きかった…。(涙)
しかも、縛ると柄が全く分からない…。
でも、せっかく作ったんだもん、意地でも使ってやるぅ〜〜!!






でも、出発前からネコブルはやってきたのでした…。





ネコブル1


野球少年は今回で3度目のハワイ島。
だが、小さい頃から、たいていの子供のお約束どおりに楽しいことの前には熱を出す。
だからハワイ島行きが決まると、出発日は周囲のトップシークレットとなり、家に迎えに来られるその瞬間まで全く知らされないという徹底ぶりで何とか乗り切ってきた。
が!今年は野球の合宿とかち合っているため、出発日はバレバレ。
いや〜〜な予感はしていたが、やられたぁ〜。
しっかり出発6日前に熱を出した。しかも40度!!扁桃腺真っ赤っか…。(涙)
1〜2日で下がるだろうと思っていたのに、出発4日前でまだ38度もある。
これは野球少年だけキャンセルかなぁ…。
そこへ虫の知らせか、妹から
「野球少年、今回は出発日分かっちゃったんでしょ?大丈夫?」の電話が。
「あは!だ…大丈夫だよっ!」全然大丈夫じゃない。
水も飲めないので点滴をしてもらい、そのおかげで翌日は解熱!
でも、のどはとっても痛いらしい。
こうなったら、当日まで様子を見て、当日キャンセルでも仕方ないか…。
ブルーになる私をみて、野球少年の実母は
「大丈夫だよぉ〜♪治るって!あはは!」とあっけらかんとしてる。
ありがとう。あなたのおおらかさが大好きなんだぁ!!
さすがに実母の見込みどおりに、その後はすっかり元気になり、のどは痛いけれどうがいをしまくり、ありとあらゆる薬を持参して出発することになった。
良かったぁ〜。(嬉)






ネコブル2


成田まで、笑っちゃう程重いスーツケースを持って行きたくないので、今回もフライトキャディサービスをお願いして、先に荷物を送ることにしていた。
日中家にいる実家の母に3個のスーツケースを頼み、午前中に回収するように手配をしておいたのだが、しか〜し!!荷物は回収されず。
母からは仕事場まで怒りの電話は入るわ、会議中に運送会社からの電話で呼び出されるわの大騒ぎ。
しかも、私が回収場所の住所を実家ではなく自宅と言ったとのこと。
これには温和で気弱な私でも、思わず「なんだとぉ〜〜!」(あ、口には出しませんでしたケド…おほほ)
「あのですね、フライトキャディサービスの方は実家の住所を復唱されてましたよ。」と低〜い声で説明した。
その後荷物が実家から回収されたのは、なんと夜18時。
急な回収場所変更のため伝票が出せないと、口頭での受け付けNo.お知らせのみとなった。
大丈夫なんだろうか…?私たちの荷物ぅ…。




 その他、台風10号はまっすぐに接近してくるわ、アイロンで火傷はするわ…ネコブルが大挙押し寄せる中、辛くも出発日を迎える事ができたのだった。ふぅ。








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